映画のこと Archive

2008年の映画のこと

不覚にも「オーシャンズ13」ではじめてしまった今年がいい年でありますように。

あと、今年のクリスマスこそ「スモーク」が観れますように。

【スパイダーマン】のこと

彼とのデートの帰りの電車の中。
いつものように半蔵門線に揺られながら最後の会話を楽しんでいると「スパイダーマン3」の中刷り広告が目に飛び込んできた。

僕:「ねぇ、『スパイダーマン』って面白いの?」
彼:「面白い!」
僕:「それって、『ウケる』ってこと?それとも、本当に面白いの?」
彼:「・・・。両方!!」

ということで、新越谷に着くと、僕は真っ直ぐ TSUTAYA を目指した。
「スパイダーマン3」の公開が迫っているということもあって、スパイダーマンコーナーができていた。
とりあえず、「スパイダーマン」と「エターナルサンシャイン」を借りる。
「エターナルサンシャイン」も彼お薦めの映画。だけど、疲れているのでライトウェイトな「スパイダーマン」を先に観る。
感想はというと、超面白い!って言うか、トビー・マグァイアがかわいい。
ヒロイン役の子なんてウンコちゃん。キルスティン・ダンストっていう子らしい。
トビーの薄い上唇にちょっと夢中です。
次の日に「スパイダーマン2」を借りたのは言うまでもありますん。

【汚れた血】のこと

監督:レオス・カラックス
製作:アラン・ダーン、フィリップ・ディアス
脚本:レオス・カラックス
音楽:ベンジャミン・ブリテン、プロコフィエフ、シャルル・アズナヴール
出演:ドニ・ラヴァン、ジュリエット・ビノシュ、ミシェル・ピッコリ、ジュリー・デルピー、ハンス・メイヤー

〜あらすじ〜
世紀末のパリ。ハレー彗星の接近により夜は無性に暑く、
人々は愛のないセックスによりSTBOという
感染症にかかる。
父親を事故で亡くし退廃的な生活を送るアレックス。その恋人リーズ。
アレックスの父親の死はアメリカ女への借金が返せずに殺されたのもだった。
アメリカ女がマルクの前にも現れたことからマルクは手先の器用なアレックスを盗みの計画に誘う。
アレックスはリーズと自分の生活を捨て生活を立て直すために犯罪に手を貸す。
そうして集まったアレックスとマルクとハンス。そこにはマルクの恋人アンナがいた。
アレックスはアンナに心を奪われるが彼女はマルク以外に興味を示さない。
そんな中、犯行当日を迎えるが・・・。

この作品はかれこれ6年くらい観よう観ようと思っていて結局今まで観ていなかった作品。
出演のジュリエット・ビノシェはトリコロール/青の愛の主人公で
ジュリー・デルピーはトリコロール/白の愛のヒロイン役。
その二人が一つの作品に出ているのだ。観ないわけがない。
この映画を観たときの率直な感想としては「ゴダール?」である。
無駄な音がなく、ストーリー展開もなく、各シーンで完結してしまうカットも60年代風だ。
ヌーベル・バーグと呼ばれていた時代にそっくりだ。
この映画を観た後にレオス・カラックスのことを調べてみたら
「ゴダールの再来」とか「ネオ・ヌーベル・バーグ」とか言われていた人らしい。
どうりでゴダール風なわけだ。
ゴダール風なだけでゴダールではなく、ネオ・ヌーベルバーグなだけでヌーベル・バーグではない。
結局、ゴダールを超えることはできないしヌーベル・バーグの旗手と言えば黒沢明。
まぁ、レオス・カラックスはレオス・カラックスなんだから
「ゴダールを超える」という表現はナンセンスか。
と、レオスさんの悪口ばっかり言っているようだがこの作品が悪いわけではない。
むしろいい作品だと思う。
脚本はさておき、役者さんがいい演技できている。
特にジュリー・デルピー。彼女が画面に出る時間は20分もないだろう。
森を歩くシーンとコンドームをはめるシーン、
それをはめられるシーンにバイクで疾走するシーン。こんなもんだ。
バイクで疾走するシーンはいい顔だった。
ジュリエット・ビノシェもいい演技していたがヌーベル・バーグ風なだけにちょっと胡散臭かった。
このあたりが「ゴダールを超えられない」と表現した所以だ。
ジュリー・デルピーがバイクで疾走するシーンが全部持っていってしまった観がある。
脚本や台詞でものを言わす映画ではなくシーン、カットでものを言う映画である。
ちなみに監督のレオス・カラックスとジュリエット・ビノシェは結婚していたらしい。
もう離婚しているけれど。
リュック・ベッソンとミラ・ジョヴォビッチも結婚して離婚した。
映画監督って役者さんと結婚するんだね。

だったら僕も映画監督になってたのに

【トリコロール/赤の愛】のこと

監督:クシシュトフ・キェシロフスキ
脚本:クシシュトフ・ピェシェヴィチ
音楽:ズビグニエフ・プレイスネル
出演:イレーネ・ジャコブ、ジャン・ルイ・トランティニャン、フレデリケ・フェデール

〜あらすじ〜
モデルをしている女子大生バランティーヌが偶然に元判事に出会う。
この元判事というのが盗聴癖が厭世的。
人間は寛大な生き物だと信じるバランティーヌと酸いも甘いの噛み分けたような元判事の交流を描いた映画。

トリコロールというだけあってこの作品は3部作になっている。それぞれ「青の愛」、「白の愛」、「赤の愛」。
もちろんテーマはそれぞれ「自由」、「平等」、「博愛」となっている。らしい。
青の愛では交通事故で夫を亡くした妻がどう立ち直るかが描かれている。ちょっと負の意味の自由かな。
白の愛では性不能に陥った夫が妻に捨てられお話。恋愛において弱者はどうしたら平等を勝ち取れるのか。
そして、赤の愛では博愛が描かれているらしい。
確かにバランティーヌと元判事の間で友情とも愛情ともつかない博愛的なのもが芽生えるのだけれども、それで博愛を描いたつもりなのだろうか。手抜いた?
この作品は3部作の締めとして作られていて全作品が絡み合う仕組みになっている。
「偶然」がまたテーマにもなっていたりしているけれどその絡み合いも「はい、はい」と言う感じ。
トリコロールの完結作としては完結しきれていないところがだめなとこ。
いいところとしては光の使い方がうまいとこ。と、イレーネ・ジャコブがかわいいとこ。
全体としてはいい映画。

行定勲はそんなクシシュトフ・キェシロフスキが好き

【ジャンヌ・ダルク】のこと

監督:リュック・ベッソン
脚本:リュック・ベッソン、アンドリュー・バーキン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ダスティン・ホフマン、ジョン・マルコヴィッチ、フェイ・ダナウェイ

〜あらすじ〜
イギリスが圧倒的優位であった頃の百年戦争が時代背景になってる映画。
フランスの田舎町ドンレミで羊飼いの娘であったジャンヌが「フランスを救え」と神の声を聴き
イギリス軍をやっつけて最後は火刑になるお話。

数年前に観たが何となくまた観たくなって観た映画。
当時はジャンヌがオルレアンを開放する際の戦闘シーンは興奮したが後半のジャンヌの裁判のシーンは
絶えがたかった記憶がある。
今になって観てみると後半でダスティン・ホフマン演じるお姿とジャンヌのやり取りがおもしろいことに気付く。
おもしろいと言ったところで毒にも薬にもならない映画だけれど。
そんなことより主演のミラがかわいい。それだけでいい。
残念ながらジャンヌ・ダルクではあの三角跳びは見せてくれない。

そういう意味ではバイオ・ハザードの方がおもしろい。

【歓楽通り】のこと

監督:パトリス・ルコント
脚本:セルジュ・フリードマン
出演:パトリック・ティムシット、レティシア・カスタ、バンサン・エルバズ

〜あらすじ〜
娼館の娼婦と客のアクシデントから生まれたプチ・ルイ。
彼は人生を娼館で過ごし娼婦の世話をしている。
そんな彼の夢は女の世話をすることで、運命の女性を待っている。
彼が中年の域に達した頃、運命の女性マリオンが現れる。
「君の世話をしたい」
その言葉どおりプチ・ルイはマリオンを幸せにすべく夢のリストを次々の叶える東奔西走がはじまる。

全体的に内容は薄くパトリス・ルコントの調子の悪さがうかがえる。
ただ、映像のテンポがどことなくウディ・アレンっぽさを感じた。言いか悪いかは別として。
この話を無償の愛とか自虐的な愛とかいう言葉で説明する人もいるがちょっと大袈裟かな。
もしくは、相当の想像力の持ち主か。
残念ながら僕にはそんな想像力を持ち合わせていない。
夢のリストも大した伏線になることもなく全てが中途半端な感じだった。
まぁ、最後は「あっ、そんなことしちゃうんだ」というシーンで終わる。
それ以外の終わり方が見つからなかったんだろうね、きっと。
おそらく二度と観ない映画に分類されると思う。観たいと思ったときは挿入歌が聴きたくなったときだと思う。
パトリス・ルコント自体は好きな監督なんだけどね。

マリオンって娼婦なだけにパオツカイデーだな〜と思いました。

映画のこと

映画のことについて書いていこうかと。
最近観た映画、観たい映画、過去に観た映画とか。

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